●坐骨神経痛は何故起こる
●坐骨神経痛は何かしらの原因をもって併発する
坐骨神経痛はそれのみで単体発症をするものではありません。 そういう意味では「病気」という枠ではなく、あくまで「症状」という枠の中 の出来事になります。ここでは坐骨神経痛を引き起こす原因 について説明をします。
●@ぎっくり腰による坐骨神経痛の併発
坐骨神経痛の原因として多いのは典型的な腰痛である このぎっくり腰です。ぎっくり腰によって腰周辺の筋肉は 機能を停止あるいは機能不全を起こします。その場合、腰を支える機能を 大腿部や臀部の筋肉が代替するケースが多いのです。そうすると、当然 大臀筋には大きな負荷がかかり、当然筋肉は常に緊張を伴うようになります。
その結果、坐骨神経痛の発症へと繋がるわけです。
●A椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛の併発
ぎっくり腰で坐骨神経痛が起きるのなら。。。 とお考えの方も多いかと思います。その通りです。ぎっくり腰を 更に悪化させた形になる椎間板ヘルニアでもやはり坐骨神経痛 の症状が発症してしまう場合があります。ただし、椎間板ヘルニアの場合だと 脊髄神経根への刺激が先にありきですので、坐骨神経痛の痛みが 余り気にならない場合があります。その場合は多くが脊髄神経根への刺激がとれ、 シビレが収まったと思ったら、まだ太股裏側に残っている。。。と初めて 坐骨神経痛に気付く場合が多いようです。
勘違いをされている方も多いですが、「椎間板ヘルニア」と 「坐骨神経痛」は同じ神経痛ではありますが、その原因となる 神経は異なります。「椎間板ヘルニア」は脊髄神経根であり、 「坐骨神経痛」は臀部〜足先へと伸びている坐骨神経が 圧迫神経となります。ですので、どちらか一方を治せばもう一方の神経痛も 治る、というわけでもありません。
●B腰椎すべり症による坐骨神経痛の併発
これは主に年配の方に起きる坐骨神経痛の原因として 多いものです。そもそも「腰椎すべり症」とは加齢が原因によるもので、 腰椎の骨組織が弱まり、すべるようにずれてしまいます。その結果、 神経を圧迫してしまい、神経痛が起こるケースが多いです。腰椎のずれは 骨盤のズレにも繋がりますので、坐骨神経痛を 引き起こす場合が十分にあるのです。
この場合は原因が加齢による、いわば生体現象ですので、治療という方法論が 適しません。生物として自然の流れだからです。ですので、骨盤矯正などで なるべく神経圧迫を軽減させるという方法論を取る形に成るかと思います。
上記2つの手技療法がお奨めです。
●C脊柱管狭窄症による坐骨神経痛の併発
この脊柱管狭窄症もまた、「腰椎すべり症」と同様に加齢によるものです。 これは脊椎の中にある脊柱管という管が加齢と共に狭まり、その中を通っている 神経根に接触してしまい、神経痛を起こしてしまうものです。